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こむらがえりの原因は詳しくは解明されていませんが、静脈血のうっ滞が原因であると考えられます。
激しいスポーツをすると、筋肉の老廃物で汚れた静脈血の還流(心臓に運ばれること)が十分になされないために、こむらがえりが起こるのでしょう。
ただし、何もスポーツをしていないのに寝ている時に足がつる人は、下肢静脈瘤を疑ってみる必要があります。
下肢静脈瘤の原因としては遺伝によるものが多いので、必ずしも立ち仕事の人がよく発症するとはいえませんが、立ち仕事の人は動かない、歩かない状態が長く続くことにより症状が進行し、下肢静脈瘤であることを自覚しやすいのだと思います。
静脈血には体のあちこちの筋肉で使った老廃物(毒素)を含んでいるので、うっ滞すると、朝方は症状がなくても、夕方になると足がだるくなってきたりします。
夏の暑い時期になると澱んだ血が固まってしまい、皮膚がかゆくなることもあります。寝ている間にかゆい部分をかくことにより、徐々に皮膚が黒く硬くなって、時には穴(潰瘍)ができることもあります。
ほとんどの下肢静脈瘤は長い時間をかけて生じてくるために、その症状に気がつかない人が多いのです。人は痛い、動かないなど症状があってはじめて病気として認識するので、症状がない下肢静脈瘤を病気だとは思わないようです。
しかし、下肢静脈瘤は手術以外では完治できない病気です。
最初は無症状の方がほとんどで、徐々に足が太くなる、むくむ、だるい、疲れる、かゆい、痛いなどの症状が出てきます。夜間、就寝中に足がつるこむらがえりも下肢静脈瘤の症状の一つです。
頻度的には男女比4対6くらいで、女性の方が少し多いかなという程度です。男性に少ない病気だと思われているのは、女性ホルモンの減少による悪化がないので症状が急に進行せず、病気として認識されにくいということがあるでしょう。
もともと静脈の弁に奇形がある人は、10代、20代でも下肢静脈瘤になりますが、一般的には40、50代から増えてきます。
下肢静脈瘤は非常にポピュラーな病気で10人のうち3~4人に発症します。特に女性の方は閉経前後、女性ホルモンが減少してくると血管促進因子が出てきて、静脈瘤が悪化することが多いようです。
下肢静脈瘤とは大昔から知られている病気で、古くは古代ギリシャ時代の彫刻像の足にも見られました。女性の病気と思われがちですが、同じ頻度で男性にも見られます。
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