下肢静脈瘤専門のサトウ血管外科クリニック

下肢静脈瘤と診断されたら

治療方法

静脈弁の不全、静脈の拡張・瘤化は不可逆の変化です。軽度の下肢静脈瘤の場合、弾性ストッキングをはくことによって、進行を止めることができますが、根本的な治療にはなりません。
当クリニックでは国内初の「血管内レーザー照射術」による下肢静脈瘤の手術を行っており、片足約10分程度の日帰りレーザー手術が可能です。

サトウ血管外科クリニックの治療方法について

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院長 佐藤達朗

ご挨拶

院長は、約20年前から下肢静脈瘤の治療に携わってきました。「下肢静脈瘤抜去術(ストリッピング術)」、「硬化療法」を経て、その改良法である「不全交通枝切断術(+高位結紮術)+硬化療法」を考案し、レーザーが医療分野で使用されるようになると、国内初の「血管内レーザー照射術」による下肢静脈瘤の治療法を確立しました。

現在、院長が手掛けた「血管内レーザー照射術」の症例数は8500例を超え、さらに下肢静脈瘤以外にも、妊娠静脈瘤、動静脈瘻、血管腫などの治療にレーザーを用いています。

一方、下肢静脈瘤は治療後の再発が多くみられることから、これを改善するために多くの治療例から、より良い治療法を模索し続けています。

麻 酔

静脈麻酔

当クリニックでは現在、すべてのレーザー手術は静脈麻酔で行っています。手術中、患者さんは寝ている状態なので、痛みを感じることはありま せん。約2〜3時間の在院で帰ることができます。また、この麻酔の影響で静脈が拡張するので、手術操作は容易になり、細かいレーザー手術ができるようになりました。それに伴い、手術時間も格段に短くなりました。

年齢的には12歳から96歳まで、日本だけでなく海外の患者さんにもこの麻酔を行い、安全に手術を行うことができました。静脈麻酔による血管内レーザー照射術は多くの専門スタッフを必要とする高度な医療です。当クリニックでは、ほとんどが心臓血管外科、循環器内科、麻酔科出身のスタッフなので安心して治療を受けていただけます。

低濃度大量局所浸潤麻酔(TLA麻酔)

希釈した麻酔液を静脈瘤の周囲に、片足で約200〜300ml注入する局所麻酔です。比較的簡単で少人数でもレーザー手術ができ、海外での静脈瘤の手術の多くに、この麻酔が使われています。院長らも、レーザー手術を導入した時には、この麻酔を行っていましたが、日本人は欧米人よりも痛みに弱く、多くの麻酔液を必要とすることがわかってきました。この麻酔では手術中、患者さんの意識があるので、麻酔液の注入はかなりの苦痛を伴います。多量の麻酔液を使用しないと鎮痛できないことも多く、術後に多量麻酔薬の副作用の恐れもありました。さらに注入の際の針を刺す刺激から、攣縮(スパスム)を起こして(血管内腔が極端に細くなること)、静脈瘤の内腔が全くなくなってしまうこともあります。スパスムを起こしてしまうと、手術中に静脈瘤の全体像がつかみにくくなり、手術操作が困難となります。

麻酔の違いによる大伏在静脈の手術時間
低濃度大量局所浸潤麻酔(最新500例) 29.6 分
静脈麻酔(最新500例) 6.3 分